インフルエンザの予防接種、予約は必要?いつ受けたらいいの?

予防接種の注射を打たれてる男性のイラスト

インフルエンザの予防接種は毎年10月頭からはじまります。

毎年受けている方も、うっかり受けずにかかってしまう方も、今年はどうしようかと悩むものですよね。

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実際に100%予防できるワクチンではないのが難点。けれど受けないよりは受けた方が安心なのです。予防接種についてお教えしますね!

 

予防接種の効果は?

注射器を持ったお医者さんのイラスト

ワクチンは『季節性インフルエンザ』に対するもので、2週間程度で効果がでてきます。

 

2009年にも流行しましたが『新型インフルエンザ』が出た場合は、国が新たにワクチンを用意して接種しなくてはいけません。(次にいつ流行するかはわかりません)

 

「予防接種を受けたのにインフルエンザにかかっちゃった・・・(トホホ)」 という方もわりといるのですが、100%予防はできません。ただし成人だと、確率を50%前後まで減らせるようです。

 

なぜ50%なのかというと、インフルエンザウィルスには種類が多く、どのウィルスが今年は強いのか予測できないためでもあります。毎年流行するタイプのものを色々組み合わせてはいますが、副作用もあるため強くは作ることができないのですね。(なので間をあけて2回接種したりします)

 

人から人へ空気感染するものですから、かかってしまうと仕事にも行けなくなります。病欠は有給ではないので苦しいですよね。

高熱にうなされて寝込んでる人のイラスト

子どもやお年寄りは30%台くらいしか効果がないのですが、重症化を防ぎます。体力のないその世代が感染すると、お子さんは脳炎、お年寄りは肺炎なので重症化して死亡してしまうこともあるのです。

 

100%ではないし、安くはないという理由で受けない方も多いようですが、50%効果があるなら受けたほうが良いと思います。自分だけではなく家族や職場にも迷惑がかかってしまいますからね。

 

あとは適度な保湿と、免疫力をあげる食べ物を取り、冷えないようにしていましょう。うがい・手洗いも忘れずに!

 

ワクチンは免疫力をつけるものです。免疫力がさがる生活をしていては効果がなくなってしまうんですよ。

 

予約は必要?

電話対応をしてる医療スタッフのイラスト

季節性インフルエンザはワクチン量が多く用意されているため、受けるということに予約は必要ありません。

 

ただし、10月頭の摂取開始は混雑するために、予約を取る病院が多いです。全ての病院で受けられるわけではないので、自治体が配布している病院リストを確認して、病院に連絡してみましょう。

 

ビジネスマンさん用に、時間帯や曜日で予約が必要な場合を決めている病院もあります。

 

微熱があると摂取できないため、初めて受ける方は直接行く前に電話しましょう。注意事項を教えてもらえます。

 

予約をしても、時間予約ではなく日程予約なことが多いので、混雑時期は非常に待たされるようです。注射するだけと思いがちですが、熱を測ったり問診したりと色々あるのです。半日以上待たされることもあるようですが、その病院に限ったことではありません。

病院のイラスト

 

ご年配の方が10月に集中して受けていますので、混雑が嫌でしたら時期を遅らせるのも良いかと思います。ただし後半になるとワクチンの在庫が無い病院もあるので、連絡してみましょう。

 

私は昨年10月に風邪をひいて内科の個人病院にかかったのですが、ちょうど摂取開始時期だったようで、座る場所もありませんでした。通常疾患だからと先に診てもらえることはなく、非常に待たされて逆に辛くなった覚えがあります…。

 

健康な方が予防接種を受けに行くのですから、風邪菌などが多い場所には長居したくないですよね。予防接種でもマスクをして『風邪予防』をしていきたいものです。

 

なお新型インフルエンザが流行した場合、優先順位がつけられるため、予約が必要です。(健康な成人で一般業務の方は受けられないこともあります)

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いつ受けるべき?

予防接種を受けてる赤ちゃんのイラスト

効果が出るのは2週間たってからとされていて、子どもは2回接種しなくてはいけません。

 

人の多い場所に行く予定がある場合はその2週間前には摂取を終わらせましょう。

 

効果がある期間は3カ月とされています。主に流行するのは1月~3月になりますから、12中旬に受けておけば、1月頭から効果が出てワンシーズン安心できるということになります。10月に受けてしまうと1月に免疫が切れてしまうので、もう1度摂取したほうが良いでしょう。

咳に苦しむ老婦人のイラスト

急ぐとだめというわけではなく、10月から流行しはじめてはいるので、ご年配の方などは受けておくべきです。ワンシーズンに2回受けるのが良いでしょう。

 

お子さんは計4回ということになり、嫌がるかもしれません。大切なのは冬休み以外なので、他のお子さんと触れ合う時期を考えて摂取しましょう。

 

インフルエンザにかかったら

寒気と熱に苦しむ男性のイラスト

 

自力ではほぼ治せず、高熱が続きます。怪しいと思ったら病院に行き、すぐに受付で熱が下がらないことを伝えましょう。(可能性があれば別室で待機することになります)

 

高校生などの若い体力ある子では、ずっと微熱が続くというケースもあるようです。念のため病院にいったら陽性だったということも。体力があると高熱まで出ないかもしれません。

 

家族にも感染する可能性がありますから、無理して長引かせるよりきちんと病院へ行きましょう。インフルエンザなのに出勤するのもマナー違反ですよ。報告してきちんと休養をとり、治してください。

手洗いとうがいをしてる男女のイラスト

ワクチンは病原菌の素を、ほんのわずかだけ体内にいれて免疫をつくるものです。自分の免疫力などが落ちていたら効果はありません。

 

栄養もとり、健康的にすごすことが、何よりも大切になります。

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