口内炎の治し方は?予防と原因も知っておこう

口内炎に苦しむ男性のイラスト

つらい口内炎、どなたも1度は経験あるんではないでしょうか?

塩からいものはしみる、歯ブラシが当たっても痛い。美味しい食事の魅力も半減。

 

原因はなんでしょう? 予防はできるのでしょうか? 覚えておくと楽になるかもしれませんよ!

 

口内炎の原因は?

口内炎に苦しむ女性のイラスト

唇の内側を噛んでしまった! 頬の内側を噛んでしまった! そういった原因ももちろんよくあることです。

 

けれど突然現れる口内炎って、ありますよね? 原因は何でしょう?

 

口の中には細菌がたくさん! もちろん良い細菌が大半ですが、悪い細菌もあります。なので歯周病や虫歯にもなるのですね。

 

風邪をひくことは、鼻の粘膜、のどの粘膜が影響しています。それより先にバイ菌が届くのは口の中。口も粘膜ですから当然弱ります。

 

原因はストレス、睡眠不足、風邪症状などの体力低下。本来鍛えられているはずの口の粘膜を防御するものが、体内の他へ助けにいってしまうのです。嘔吐(おうと)などがあるならば、酸で粘膜が傷つくことも。

 

皮膚、粘膜を作るのはビタミン鉄分も必要です。そういった栄養素が不足していても傷がつきやすくなります。

 

最初に言った「噛んだ場合」も、実は体が弱っていることにおきたこと。通常は弾力のあり健康な粘膜は、歯が滑るために簡単には傷になりません。これは、口の中が乾燥しているためにおきやすくなるのです。

 

口の乾燥は湿度もありますが、唾液(だえき)不足です。水分もしっかりとってください。

歯磨き粉と歯ブラシのイラスト

安全とされている歯磨き粉に原因がある場合も。ラウリル硫酸ナトリウムという成分が、実は有害なんです。これは歯のための成分ではなく、泡だてるための成分。もしお使いの歯磨き粉に含まれていたら、使用量を減らすなど注意してください。

病気の可能性は?

歯科医の先生のイラスト

口内炎と同時に高熱が出るなどの場合、医学的疾患の場合もあります。びらん性・偽膜性・アフタ性などがあります。お子さんにはヘルペスなども。2か所以上で、なかなか治らなければ医療機関かかってください。壊疽(かいたん)性とされるものは重傷で、組織が腐っていってしまう病気です。

 

予防法は?

マウスウォッシュのイラスト

 

予防はなにより、衛生&殺菌、あとは栄養です。

 

歯磨きも大切ですが、舌も気にしましょう。食後の歯磨きはもちろん、うがいもこまめにしてください。うがいが毎日は大変ならば、せめて体調不良のときはしましょう。風邪予防にもなります。マウスウォッシュも大切です。

 

毎日とるべき栄養素は、ビタミンB群です。ビタミンB群には種類があるのですが、中でも口内炎に良いのはビタミンB2。うなぎ・たまご・納豆などに含まれます。

 

ナイアシンも皮膚などを健康にたもってくれます。マグロなどの魚類に多いのですが、インスタントコーヒー、牛乳にも含まれています。うがいができない場合はブラックコーヒーも良いということですね。

 

パントテン酸というビタミンも、ストレスの多い方ならとりましょう。ストレスに対抗するホルモンをつくってくれる働き者で、免疫力もあげてくれます。牛乳や卵に含まれています。

牛乳のイラスト

葉酸は新しい細胞をつくるビタミン、ビオチンは少なくなることは無い栄養素ですが、皮膚や髪などの細胞を元気にしてくれます。

 

ビタミンはやはり必要。ただし消費も早いため、1日1度ではなく、3食摂取することが望ましいでしょう。

 

ストレスも原因ですから、パントテン酸をとり、リラックスできるような生活を送りましょう。口内炎ができてしまうと痛みでリラックスできませんものね。こう見ると、卵や牛乳も大切に思えます。

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治し方は?

うがいをしてるネコとネズミのイラスト

しっかり睡眠をとり、栄養もとります。

痛いかもしれませんが、口内炎にバイ菌がつくと治りが遅くなってしまいます。歯磨き、無理ならマウスウオッシュしましょう。

唇に触れた手からもバイ菌がつくことがあります。手洗いもしましょうね。

 

硬いもの、辛いものなど、辛いので食べられないと思いますが治すならNG。他にも喫煙と飲酒は刺激物です。治るまで我慢してください。(口内炎になりやすいなら、禁煙するべきでもありますね)

 

ビタミンBの多くはいったビタミン剤も、かかってしまったら有効です。何もしないより完治は早いでしょう。サプリメントに頼って生活するのはあまり体によくないので、口内炎のあるときだけにしてください。

ビタミン剤のイラスト

ハイチオールやチョコラBBなどを常備しておくと良いでしょう。他にも漢方のものや色々な薬がでております。

 

また、軟膏(なんこう)も売っています。スプレーもありますが、届きやすくてカバーできるものは軟膏ですね。

 

少し前では塗るばんそうこうタイプが流行していましたが、最近ではパッチタイプのものが多いです。バイ菌をよせつけないために、治りは早くなるでしょう。特に歯があたってしまう場所にできた場合は有効です。説明書はしっかり読んでくださいね。

 

早く治して楽になりましょう

気持ちよさそうに睡眠中の女性のイラスト

体を健康にたもち、ビタミンをとり、口を清潔にすること。簡単に見えて実は現代人にとって難しいことです。

 

けれど、疲れたなというとき、口内炎ができていたら気分転換の食事もお酒もつらいもの。

 

小ぶりのマウスウォッシュを持ち歩き、ストレスを感じたら早めに発散することです。

 

もし口内炎ができてしまったら、素直に薬に頼って大丈夫。早く治れば楽になれます。もちろんなかなか治らなければ医療機関へどうぞ。

⇒胃腸炎の症状はと対策は?

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