充血(じゅうけつ)ではなく、白目の部分が真っ赤に出血したことありませんか?
これは「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」というもので、重い病気ではありません。結膜という膜の下の細かい血管が切れただけです。 けれど見た目は良くないですし、気になりますよね。何も思い当らないのに急に出血していることがあるのです。
どんなことが原因なのか? 普段の生活に原因があるかもしれません。日常的な状況で考えてみましょう。
目の出血や充血は疲れが原因?
疲れが原因でかかることもありますが、たいていは「充血」までで、出血までは進みません。
私自身(当ブログ管理人)もそうですが、私の周りでも「パソコンやスマホの使いすぎで目が疲れる」ということをよく聞きます。
これは光の刺激もありますが、「まばたき回数の減少」も原因のひとつです。無意識ではありますが、回数が減って、ドライアイにもなるのです(年齢を重ねることで涙の量が減ってくることも)。
結果的に「目が疲れた」と感じるようになり、ドライアイで充血することも。
目の筋肉が疲れて充血することもありますが、この場合は出血までは進みにくいでしょう。
合わない眼鏡・コンタクトや、老眼鏡でも疲れることがあります。 脳の刺激でも、興奮(こうふん)してしまって充血してしまうことがあります。「目が血走っている」という状態ですね。これも珍しいことではありません。
これが度を超えると、目の中の血管が切れて出血してしまいます。そこまで長時間、興奮状態が続くことはめったにないと思いますが、ちょっとだけ意識して落ち着いてみましょう。
「興奮はしていないよ!」という場合でも、脳の中は情報の整理で走り回ってます。目薬を使うのも良いのですが、一時的なものです。
何より休憩が一番です。パソコン画面やケータイなどの画面から離れましょう。
ストレスが原因で目が出血、充血することもある?
ずっとストレスを感じている状態だと、体が冷えていきます。「充血」「結膜下出血」は血管がふくらむことでおきるので「興奮(こうふん)状態」です。
なので「目が出血している」時は、ストレスより「脳の疲れ」「目の筋肉の疲れ」になります。目を使って疲れることにストレスを感じているかもしれませんが、脳の興奮をしずめてあげることが大事です。
できるならパソコンやケータイなどから離れて、休憩をとりましょう。頭はあまり使っていないつもりでも、脳は視覚からの刺激を受けまくり、かなり疲れているはずです。
自分のストレスを取るのも、もちろん大事です。ストレスが原因でおきる別の目の病気があるので、下に紹介しますね。
目の冷えが原因で出血、充血することもある?
目が冷えておきる病気は、「眼底(がんてい)出血」といいます。白目が赤くなる「結膜下出血」とは違います。
文字通り、目の底でおきている病気で、気付きにくいのです。そして進行すると失明などの原因になることもあります。温めること、とされています。
ここがちょっとだけ難しいのですが、「充血」してるときは、血管をおさえるために冷やすことがいいのです。「充血していない」状態で「ストレスを感じる」なら温めるということですね。ストレスで血行が悪くなるので、リラックスかねて温タオルをあてましょう。
お風呂はシャワーではなく、できるだけ湯船につかりましょう。飲み物も、温かいものを選びましょう。
若い方が「眼底出血」になる場合は、ストレスと疲れが原因なことが多いのです。「眼底出血」の場合は、黒っぽい血が点で白目に現れます。この状態になったら眼科にいきましょう。
目の出血の「結膜下出血」は、1~2週間で消えます。できるだけ触らないようにして過ごしましょう。手の細菌から別の目の病気になることもあります。 インフルエンザなど、体調を崩しても出血することがあります。体も大事にしていきましょうね。
ただ、この出血が頻繁におきるとき、なかなか出血が消えないとき、ぶつかるなど、外からの刺激で出血したとき、痛みやかゆみがあるとき、この時は、病院にかかってください。
他の病気が原因かもしれません。年齢を重ねると、高血圧などでもかかりやすくなります。
ストレスをひどく感じるなら、目だけではなく、他の部分も弱っていきます。リラックスするようにして、ストレス発散してくださいね。
花粉症などのアレルギーでも「充血」することはあります。「くしゃみ」などの突発的な刺激で出血することもあるらしいので、大きなくしゃみは控えましょう。
大きな病気ではないとはいえ、かなり目立つ場所ですよね。眼帯(がんたい)などで隠すのも目立つし、数日では治りません。「疲れ」と「脳の刺激」に注意して、リラックスして過ごすようにしてくださいね。
「結膜下出血」は軽いのですが、冷えが原因の「眼底出血」にはかからないように注意しましょう。
白目が出血した原因は長時間のパソコン作業やスマホの使いすぎが原因だったと結論(管理人の場合)
第一章の「疲れが原因?」と内容が少し重複しますが、私の場合、長時間のパソコン作業が原因で白目が出血しました。
1年間に2度も出血したのですが、1度目は、深夜まで長時間パソコン作業してた時でした。
パソコンから離れてもスマホばかり観てました。
チクっ!と、目に強い痛みが走ったのです。初めて経験する痛みだったので、慌てて鏡まで確認しに行きました。すると、右目の白目の内側が、真っ赤に出血してたのです。
充血レベルではなく、あきらかに出血。
「もしかして、重い病気では?」と不安な気持ちに。。。
とりあえず、数日で治りましたが、それ以来、充血しやすくなり、長時間のパソコン作業は控え、定期的に目を休めるようにしました。
ほぼ毎日、長時間(1日10時間~14時間)パソコン作業をしてたので、かなり目に負担をかけていたのでしょう。
それから、またまた長時間パソコンで作業してしまい、2度目の出血。2度目は左目の外側が真っ赤に。
やはり1度目の時と同じく、チクっ!と強い痛みが走りました。しかも、1度目の時よりも酷い出血。その時も14時間くらいパソコン作業していたのです。
ちなみにですが、私の友人も、長時間パソコンで作業をしたり、スマホを観すぎて、白目が出血したとのこと。
やはり「パソコンやスマホが原因で出血するんだな」と納得しました。
あなたは大丈夫ですか?
パソコンやスマホを長時間見る生活を続けてませんか?
パソコンを使わなければ仕事ができないって人もいるでしょう。それ以外にもスマホでゲームしたり、youtubeばかり観たり。
だからこそ、できるだけ意識して休憩を取って目を休めましょう。目が疲れたかな?と思ったら、たった5分間だけでも目を閉じて休むとか。それだけでも違うと思いますよ。
ブルーライトの影響や、集中しすぎて瞬きが少なくなり乾燥してしまうことで出血しやすくもなるようですし。私自身、初めて目の出血を経験して以来、目が疲れやすくなったことを実感しています。
年齢的なものも多少関係あるのかもしれませんが、若いからといって目に負担をかけ過ぎると、将来、慢性的な充血や出血につながるのではないのかな?と思ったりします。
パソコンやスマホの画面で目が疲れたら、ちゃんと目を休ませる。これを心がけましょう。
⇒目の愛護デーに視力低下を予防する、原因を知って家族で注意!