「なんでもない日ばんざ~い♪」なんて言う帽子屋もいたけれど、365日、毎日が誰かの誕生日です。
あなたの身の回りに、もうすぐ誕生日の方はいませんか?
悩むのが、同世代の友人ではなく、親へのプレゼント。
何が喜ばれるか、今回はお母さんの世代別にオススメを紹介いたします。
30代のお母さんへ
お母さんが30代ということは、あなたはまだ若いのでしょう。お小遣いかバイト代からのプレゼントということになりますね。ならばあまり高価なものは贈れませんよね。
そろそろ「本物」を身につけたくなっている年代のお母さん。アクセサリーやバッグなどはお父さんに任せましょう。女子ならコスメを選んであげたいところですが、肌質は本人が一番知っているものです。
エプロンも実は、つけやすい形というのが人それぞれ。
そこでオススメは・・・
「コットンシャツ・リネンシャツ」です。
男子が買ってもおかしくはないですよね。(婦人服売り場は恥ずかしいかもしれませんが)ノーアイロンで着られて、少し厚手で年中着られるようなものを。
シンプルな無地が良いでしょう。白かキナリか、デニムシャツが良いですね。安価でも売っていますが、できたら3~4000円の品を贈ってあげたいものです。
40代のお母さんへ
そろそろ年齢が気になりだしたお母さん。あなたも社会にではじめたころでしょうか。健康にも気を使いはじめ、あなたにお金も時間もかからなくなってきた頃。
そこでオススメは・・・
「お鍋」などです。
おそらく新婚当初から使っているお鍋が、まだあるのではないでしょうか?20年近くあなたへ料理を作ってくれたお母さんのお鍋。
もちろん思い出の品ですが、使い続ければやはり消耗します。カラフルで機能的なものを贈ると喜ばれるでしょう。ルクルーゼやティファールは(15000円くらいです)、あなたにはまだ高価かもしれませんね。
意外と金物屋さんにも可愛い品はあるので、男子でも買いやすいです。(ギフトラッピングは無理かもしれません)フライパンはかなり消耗しますので、ホーローのお鍋などが良いでしょう。
デパートにも色々ありますから、家のお鍋でどれが古いかチェックして買いたいものです。
50代のお母さんへ
老眼にもなってきて、健康も心配になってきたお母さん。けれどまだ50代、外で働いているかもしれませんね。
あなたも経済的に少し余裕が出てきた頃で、結婚もしているかもしれません。
そこでオススメは・・・
「ボストンバック(旅行カバン)」です。
60歳を前にして、老後の旅などに思いを馳(は)せる年齢だったりします。女友達と一緒に温泉など行くかもしれません。革のバッグは上等で確かに長持ちしますが、重たいものはNGになってきています。布製で良い品を選んであげましょう。
キャスキッドソンなどでも素敵なものがありますし、お店にも置いています。たくさん並んでいる品ではないので、何件か見て良いものを探したいですね。(キャリータイプは女友達には恥ずかしいし、年齢を感じさせてしまいます)
健康が心配になってきている年齢ということは、入院することもこの先出てくるかもしれません。その時あると便利なのが大きめのボストンバックだったりするのです。
60代のお母さんへ
仕事も終え、あとは老後を楽しむだけ。けれど今の60代はとっても若いのです。還暦? チャンチャンコ?そんなことは友達同士で笑い話にしているでしょう。
そこでオススメは・・・
「スポーツウェア」です。
健康のために運動をはじめようか、あるいはすでにやっている年齢です。まだまだ若いということで、かっこいいスポーツウェアは似合いますよ。色遣いも派手くらいで良いのです。
お母さん自身、欲しいとは思っていても、機能などはわからなくなってきています。ひょっとしたらあなたのお下がりを着ているかもしれません。あなたが機能的でおしゃれなものを選んであげてください。
運動しない方でも、貰ったらはじめるかもしれませんよ?ジョギングされるならランニングシューズでも良いでしょう。できるだけ軽いものを選んであげてくださいね。
70代のお母さんへ
人生を楽しみ、それぞれの趣味も見つけたころでしょう。体が満足に動かなくなってきて不便なことも出てくるでしょう。
まだまだ元気でも先を考えているかもしれません。
そこでオススメは・・・
「家電製品」です。
使いやすく、安全なものに変えてあげましょう。忘れたら音のなる電子レンジ、冷蔵庫。高温になりすぎると消えるなどの、安全なガスコンロもあります。
今は使えていても、もっと不便になってから新しいものを揃えるのは大変です。リボンはかけられませんが、あなたの気持ちです。今は高齢化社会で、色々な製品が出ています。危ないな、不便になるだろうなと思うものを贈りましょう。
80代以上のお母さんへ
もう「終活」というものも、はじめているかもしれません。新たに物を贈っても、あまり喜ばれないかもしれないですね。(もちろんまったく喜ばないわけではないですが。)
そこでオススメは・・・
「美味しい食べ物」です。
食べさせてあげたい美味しいもの、ありますよね?今は何でもおとりよせできる時代です。老舗のお漬物セット、高価な梅干し、美味しい魚・・・
お母さんの好きなもので、美味しいものを探してみましょう。
誕生日といえばケーキです。ホールケーキより、美味しいケーキ屋さんのものを、何種類か混ぜるのが良いでしょう。幼い孫がいるならホールケーキでも、ロウソクを消したがる姿を喜ぶかもしれませんね。
あなたが若い女子ならば、ケーキバイキングに連れて行っても良いかもしれません。現金や商品券を渡すのは、贈り物としてはやっぱり残念です。
欲しいものを自分で買ってと言っても、自分用にするお母さんはほぼいないでしょう。生活費や、お歳暮お中元となって消えてしまいます。どうしても自分で選んで欲しいのなら、一緒に買いに行きましょう。
気持ちが大切という贈り物ですが、渡す相手の周囲を見てみましょう。
あげた時の笑顔も大切ですが、使ってもらうことがもっと大切ですよね。次のお母さんの誕生日が、お母さんにとってもあなたにとってもHAPPYでありますように!