七五三などで写真館を利用するほかにも、お子さんの写真を残しておきたい時は多いですよね。
近況をかねて年賀状などに加工する方も多いです。
イマイチ写真がうまくとれない…という方、簡単なポイントを押さえておけばぐんと魅力がアップします。
お子さんの今は、今しかありません。ぜひ良い写真で残してあげましょう。
カメラを用意する
最近ではスマホなどでも高画質の画像を撮影できるために、持ち歩かない方も多いようですね。やはりカメラは1つ用意したいものです。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でかまいませんので、1つ用意しましょう。
スマホで撮影すると、つい縦形になってしまいます。背が低く可愛らしいお子様を撮影するならやはり横型。風景も収まりやすく、良い写真になります。
通話や他の機能を使っていて、とっさに撮影できないのも携帯機器の難点。お子さんの思い出を残しておこうと思ったら、1台『カメラ』を用意しましょう。メモリーの予備も欲しいところです。
部屋を片付ける
たたまれていない洗濯物がうつりこんだり、むき出しの棚の中身が見えたり…残念、人には見せられない、という写真にはこういったものがあります。
お子さんが散らかしているおもちゃはかまいませんが、背景はスッキリさせておきたいもの。ごまかすために、フスマの前などへ立たせて撮影する方もいますが、それでは自然な写真にはなりません。
リビングだけでも片付けておきましょう。遊んでいる最中など良い顔しているお子さんを撮影できるのは日常です。棚にも布をかけるなどして、常に目隠しを意識していましょう。チャンスはいつ来るかわかりません。
どうしても片付けられない方は、一眼レフを使って背景をぼかす手段も。ピントのために慣れが必要ですが、片付けが苦手で機械が得意ならばこちらの方法でも良いかもしれません。
少し見下ろして撮る
小さなお子さんをベストバランスで撮るためには、30cm程度の台に乗り、上から撮影してみてください。
子どもの世界という構図がおさまり、より愛らしい写真になります。日常の大人目線より高い位置から撮影することにより、プロっぽい1枚になりますよ。
遊びに夢中なお子さんでも、見上げている状態でもかまいませんが、座っている方がよりかわいらしく写るでしょう。
連写機能を使う
動き回るお子さんには、やはり連写機能。中に1枚はいいタイミングのものがあるでしょう。屋外で走り回って遊んでいる場合などは特に有効です。
運動会などで走っているシーンを撮りたい場合、ズームカメラを用意する方もいます。しかしズーム画面では、走る姿を追い切れず撮影できなかったという話も良く聞くのです。
高画質にして撮影できたら、トリミングすることは可能です。高画質+連写で、タイミングを狙いましょう。連写はメモリを使うので予備をたくさん用意してください。
こまめに整理する
デジタル時代の画像はついつい枚数が増えてしまいます。いざ使おうと探しても、良い写真が選べず困ることも多くなってしまいますね。
もちろん思い出を残しておくことは大切ですが、見返すのも面倒になるほどの量ならば必要ありません。
撮影した日は画像を5分だけでいいので見返し、削除していってください。枚数によりますが9割は消去しても良いでしょう。
すっきり整理した画像はパソコンなどで更に管理します。枚数が少なければ後日見返しやすいですし、使う時にも選びやすいです。デジタルフォトフレームにも入れやすいですね。
ここぞという時は太陽光
遊びの画面ではなく、記念の写真を撮っておきたい場合は、窓際などの太陽光を使いましょう。最近のカメラは感度が良く、肌色などは自然にしてくれますが、やはり太陽下の目の輝きなどは残せません。
年賀状用にコスプレさせてみたり、いい顔の写真が欲しければ窓際でどうぞ。逆光にならないように注意してくださいね。
顔に光が当たっていると自然ないい写真になるので、窓の外をながめている横顔のアップ写真も良いですよ。
忘れない思い出
残すということは撮影だけではありません。後日見返して意味があるものです。
探しやすく整理し、撮影するなら良い構図で。ハプニング写真でもとっさに手が届くようにカメラを用意しておきたいものです。
お気に入りの写真たちは、1年分をまとめてアルバム印刷に出しても良いでしょう。最近は格安のものから、自分でレイアウトできるものまで、色々出ていますね。アルバムにできなくてもせめてDVDには落としておきたいものです。
七五三などの写真でも、着飾ったあとだけではなく、着替えている最中の写真も良いですよね。滅多にない機会ですから、慣れない着物に不機嫌になってしまっているわが子も可愛いでしょう。
お誕生日なども、朝から1日カメラマンになってあげましょう。毎年繰り返すことで成長を確認できますよ。
昔はカメラというと現像するまでわからなく、お金のかかるものでしたが、最近は本当に便利です。印刷も家庭でできますし、コンビニでもできますよね。
便利だからこそ整理することを忘れないでください。撮りまくることを意識しすぎて、残念な写真が増えるよりは、構図などを気にしてあげましょう。