スポーツドリンクの作り方、突然の風邪でも知っておけば便利!

ペットボトルに入ったスポーツドリンクのイラスト

風邪などで体調が悪い時や、二日酔いなどで、スポーツドリンクが飲みたい…と思っても、なかなか買いにいけないこともありますよね。

 

運動をしているお子さんがいても、市販のものではお金がかかってしまいます。吸収が良いので与えたいけれど、水のように飲まれては大変。

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けれど、ほんの少しの家にある材料でできちゃいます。作り方を覚えておけば、慌てる心配もなしですよ!

 

スポーツドリンクって?

脱水症になりかけた小動物キャラクターがスポーツドリンクを飲んでるイラスト

体内の水分と塩分比率などが似ているために、水よりも吸収が早いもの。その速度は水道水の20倍とも言われています。

 

水は一旦胃に送られますが、大量に取ると胃や腸を痛めてしまいます。ここで浸透しやすいスポーツドリンクだと、それほど痛めることがなく効果的に水分をとることができます。

 

ただし、色々問題もあります。一番は糖分で、市販のものは炭酸飲料よりも砂糖が多いこともあるんです。スポーツや重労働などで大量に汗をかく方向けに作られているために、一般の方が水がわりに飲んでしまうとカロリーの摂りすぎになってしまうこともあります。

 

これによって、とりすぎると糖尿病などの原因になってしまうのです。市販品は飲みやすく甘く作られているので注意してくださいね。

 

屋内で暑く、汗をかいたという程度でしたら、大量に飲むことはオススメできません。ミネラルは取っても良いので、ミネラル入り麦茶などのほうが良い場合もあります。

麦茶のイラスト

スポーツ用としては、糖分をエネルギーに変えます。なので飲むタイミングは運動中にこまめに。運動後に取ると糖分を消費しきれません。この場合はレモン(クエン酸)入りのものだと疲労回復になります。

 

嘔吐や下痢で水分を取りたい場合は、甘みを控えて塩分のある、薄すぎないものになります。医療用で売られている経口補水塩はこちら向け。ドラッグストアや病院の売店でも手に入ります。

 

経口補水塩は、病気で失われる水分を補うもので、スポーツの汗とは失われる水分が違います。スポーツドリンクは他の飲料よりは効果がありますが、頼って大量にはとらないでくださいね。

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スポーツ中に経口補水塩を飲むこともあまり意味がありません。

 

症状に合わせた効果や味を選ぶことが大切です。このためにやっぱり自作できると良いですよね。

 

作り方いろいろ

 

計量スプーンのイラスト

 

基本のスポーツドリンク

 

水1リットル

グラニュー糖 小さじ4(多くても大さじ4)

塩 小さじ2分の1

砂糖は上白糖よりグラニュー糖がオススメです。ただし冷水に溶けにくいため、分量内の水を少し温め、よく混ぜて溶かします。ハチミツでも良いですが、沈みやすいため、時間を置くなら飲む前に振って混ぜます。

 

この量で作って飲んでいただくとわかると思いますが、ほとんど甘くありません。ただしこちらが最低限の比率です。病気の時はこのくらいにしておくと良いでしょう。(嘔吐の場合は飲みやすさも大切なので、ある程度は糖分を増やしても良いでしょう)

 

病気用は塩が倍はいっていても良いのですが、その場合は砂糖も増やし、味を濃くしてしまいます。(砂糖大さじ4に塩小さじ1)脱水ではない普通の発汗でしたら薄くて良いです。

 

飲みやすくするためにはここに砂糖を足していきます。多ければ飲みやすくなりますが、スポーツ中や炎天下などで飲む場合以外はあまり増やさないようにしましょう。

レモンのイラスト

疲労がある場合はレモン汁を入れると良いです。こちらは濃縮果汁なども売っていて、酸っぱさの濃度が違います。少量でも効果があるので、入れすぎてさらに砂糖を足すことのないように注意してくださいね。

 

お子様向けにはやはり砂糖を入れてあげたいところですよね。作るとわかるようにかなり砂糖が入ります。レモンやミントなどでさっぱり仕上げて、できるだけ控えてあげてくださいね。

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溶けにくい氷で持ち運び

氷の入ったコップのイラスト

水筒などで冷たいまま運べる時は良いのですが、重たくて荷物になってしまいます。軽い容器で冷たい状態を長時間キープするには…?

 

保冷剤で包むことが簡単ですが、それでもやはりかさばります。固い氷を作ってみましょう

 

ポイントは氷の中の空気を抜くことです。塩を少々入れて沸騰させた水をさまし、製氷器に入れ、冷凍庫の壁から離すように置いてゆっくりと凍らせます。

 

空気の減った氷は溶けるのが遅くなります。塩と氷だと溶けやすくなるという話もありますが、この場合は少々の塩を入れることで空気を抜く助けをすることが目的です。

 

他の飲料にはあいませんが、塩と砂糖でできるスポーツドリンクになら溶けても大丈夫です。一度試してみてくださいね。

 

適度な量で栄養補給

ペットボトルに入ったスポーツドリンクを手に持つ笑顔の女性のイラスト

ふだん飲むジュース代わりには砂糖が多いことがおわかりいただけたかと思いますが、大量の発汗時や病気の時は頼りたいものです。

 

ちょうど良い塩と砂糖の量を考え、飲みすぎないように注意してくださいね。飲むタイミングも大切です。節約になるからと作りすぎてもいけません。

 

水道水を飲みすぎるのは電解質異常になって体に良くないので、やはり水分が欲しければこういったドリンクやお茶などがオススメ。

 

飲みすぎなければスポーツドリンクも大丈夫です。健康な時にはミネラル入りのお茶も考えてみてくださいね。

 

⇒風邪薬は飲むべき?効くタイミングで抗生物質をとりましょう

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