9月の第3月曜日は『敬老の日』です。最近はお年寄りも元気で、「敬老と言うな!」という方もいるようですね。
お孫さんがいるなら『ジイジ・バアバ』に抵抗はないと思いますが、「まだ若くて元気だけど、人生の先輩をうやまう日だから」と言ってみては?
確かに『老人』と呼ばれることには抵抗あるかもしれませんが、『人生の先輩』に違いはないのです。何も贈ったことの無い方も、今年は気持ちを伝えてみませんか?
喜ばれる!敬老の日プレゼントをお教えします!
敬老の日ってそもそもどうゆうもの?
敬老の日は日本のもので、海外では祖父母の日などがありますが、祝日ではないそうです。
もともとの由来は兵庫県ではじまった『としよりの日』です。1963年に全国で広まっていたものが『老人の日』と名付けられました。その3年後、9月15日を国民の祝日として『敬老の日』になります。
2003年にハッピーマンデーに変わり、連休になるようになりましたが、いまだに9月15日は『老人の日』です。祝日ではないのですが、老人の日からはじまる1週間を『老人週間』と決められています。
高齢者に対して盛り上げて行く週間ということですが、秋の行楽シーズンなこともあり、特別なお祭りごとはないようですね。敬老の日があるので、前後で敬老会などを行う地域は多いようです。
シニア割引ってなあに?
老人週間だけではなく、通常も65歳以上の方に割引サービスをつけている企業や施設は多いものです。損するものではありませんから、たいていの方は自分から65歳以上であることを伝えるでしょう。
サービス業などをしていると、「明らかにシニア割引年齢なんだけど通常料金で利用してる……」ということもあります。
そういった方には「お若く見えますが」と前置きして声をかけることができたら喜ばれますよ。若く見られた上に半額に!なんていうことになるわけです。
逆に、身分証明を見せてもらえない場合にも“お若く見えますが”は有効です。
いざプレゼント、何が喜ばれるの?
ここでは人気No1と、私のオススメNo1をお教えします。
おじいちゃんへのプレゼント、オススメNo1はコレ!
私の経験上で、オススメはコレです!
ポータブルDVDプレイヤーになります。画面が大きく操作が簡単なものを探してあげてください。
男性は何歳になっても機械に興味があります。中古DVDショップに一緒に出かけるなどして、楽しませてみませんか?
ポータブルをオススメする理由はこちら。元気であってもお年をめしてきていますから、この先入院なども考えられますよね?
入院先にはテレビがついているかもしれませんが、好みのものがずっと放送されているわけではないんです。DVDは届けなくてはいけませんが、好きなものが見られるのは嬉しいものです。
もちろん家庭でも好きな場所で見られますから、テレビを占領(せんりょう)されることも減りますね。
入院中でしたら、携帯ラジオも喜ばれます。車の運転が好きだった方には、なおさら地方ローカルラジオは耳なじみがあって良いでしょう。
おばあちゃんへのプレゼント、人気No1はコレ!
不動の人気No1は『お花』です。切り花よりは、苗や鉢植えが良いでしょう。
アレルギーなどある場合もありますから、普段からお花を好まれる方に良いですね。
60代~70代前半くらいまでなら、苗で良いでしょう。庭いじりが好きなおばあさんは多いものです。『一年草』(1年で終わってしまうもの)より『宿根草・多年草』(毎年楽しめるもの)にしましょう。
菊はこのシーズンに咲くものが多く、可愛らしいものも多いです。ききょう、おしろいばな、ほおずきなど秋の和花もステキですね。
クレマチスも種類が多いため、オススメできます。アスターは可愛い一年草ですが、宿根アスターという種類もでてきています。
咲いている苗も良いですが、お庭の好きな方へならば、春に咲く花の苗でも良いでしょう。
80歳代くらいになってくると、鉢植えのほうが喜ばれます。胡蝶蘭(コチョウラン)も小ぶりのものがあり、気取らずかわいいですよ。室内は暖かいため、年中咲くような花も探しやすいですね。
おばあちゃんへのプレゼント、オススメNo1はコレ!
私の経験上、オススメするのはキッチン用品です!特に『ステンレスの保存容器セット』をオススメします。
プラスチック系の保存容器は劣化していきますよね。ご実家でも古くなり変色した容器を見かけたことはありませんか?
ステンレスは高価なのですが、熱伝導が良いため食品が痛みにくいため、食中毒などを避けられます。匂いもつかずに長持ちするので、ぜひ使ってほしいものです。
容器のみでは味気ないので、高級なみりんやお醤油などをつけても良いでしょう。
旅行もいいよね、祖父母に揃ってプレゼント!
定番ではありますが、温泉などへ行くのも良いですね。敬老の日は混雑する可能性があるので、早めに手配しましょう。
また、祖父母の親(曾祖父)にあたる方のお墓などが遠方にある場合、連れて行くのも良いでしょう。
以前タレントの北斗晶さんがお爺様を、お父様の眠るハワイの海に連れて行っておりました。お墓が無いこともあるとは思いますが、思い出の土地に連れて行くのは喜ばれると思います。あなたには記憶がなくても、お爺さんお婆さんにとっては親ですからね。
贈り物は気持ちが大切です
もちろんお孫さんがいるなら、お孫さんから渡してもらうのも良いでしょう。お手紙や絵も喜んでくれると思います。
けれど、渡すだけは渡して、ゲーム機などに戻ってしまうお子さんが多いのも事実。親のあなたが仲介(ちゅうかい)して、カルタやトランプなどでも、一緒に遊べる時間をつくってあげてください。
あなたのお孫さんだったら、こうして過ごしたいという時間を考えてみると良いですよ。
もちろんお孫さんがいなくても、感謝の贈り物をして良い日です。母の日や父の日にもプレゼントされているかもしれませんが、敬老の日にも気持ちを伝えてみませんか?